デザインよりも機能性にこだわる
注文住宅は、こだわるほどにコストがかさんでしまいます。複雑な形状や窓の数を増やすことは、コストアップに繋がります。満足度の高いローコスト住宅を建てるには、デザインよりも機能性に比重を置くのが賢明です。シンプルなデザインにして建築費を抑え、浮いた分の金額を節水・省エネ設備などの導入に振り分けると良いでしょう。そうすると、住み始めてからのランニングコストも安くなるため、満足度が高くなります。
土地選びを慎重に行う
満足度の高いローコスト住宅を建てるためには、土地選びも重要です。どんな家を建てようかと色々なプランを練るのと同じ熱量で、予算に合った最良の土地を探す必要があります。土地選びで失敗してしまうと、どれだけ住み心地の良い家を建てたとしても、心から満足することはできません。水害が多発する地域ではないか、土砂崩れが起こる心配はないかなど、過去にさかのぼって確認することが大事です。また、建築基準法や地盤調査など、建築に関する法律やルールを確認することも重要です。
できるところはDIYする
ローコストを実現するために、できるところはDIYするというのも一案です。照明器具や壁紙などを自分で選び設置することで、予算を抑えることができます。ただし、上手く仕上げる自信がないのに難しい作業をDIYしてしまうと、結局プロにやり直してもらうことになります。そうなると、材料費がかさむうえに、時間も多くかかってしまいます。責任を持って行える部分のみ、DIYするようにしましょう。
2000万円の家は、ハウスメーカーが提供する標準仕様を備えていることが多いです。土地と建物の総額という場合には、平屋で4LDK程度の間取りを作ることができ、建物だけであれば二世帯住宅のような住居が建てられます。